これはそのゲームが日本からの購入を制限しているためにおきます。そのため、この表示が現れるゲームをSteamで普通に日本から購入するのは不可能です。
よって該当ゲームをSteam上でプレイするには
- 規制外の国に在住するフレンド等からゲームをギフトとして送ってもらう
- 海外に旅行等で渡航した時に海外から購入する
- なんらかの方法で海外から購入しようとしている様にみせかける
- バグをついて制限を回避する
という方法があります。
1について
規制外の国に在住している人が、規制国に住んでいる人へ該当ゲームをプレゼントするのは問題ありません。ゲームのプレゼント方法についてくわしくは「ギフト機能について」を参照してください。
2について
海外旅行に行った時に現地の店で土産を買うことが認められているように、海外から普段日本で遊んでいるSteamアカウントで購入するのは問題ありません。ただ、クレットカードの請求先住所が日本である場合、なんらかの問題が起こる可能性があります。
3について
Steamは日本からの購入であるかどうかを判断するのにIPアドレスを利用しているものと思われるので、何らかのソフトウェア・ネットワークシステムでIPアドレスを偽造またはトンネリングし、日本国外からの接続に見せかけることで購入することができる場合もあるようです。しかし、規制をすり抜けるこの方法はアカウントの凍結やBAN等のリスクが伴うため説明しません。
4について
Steamの購入システムのバグを突いてIPアドレス判定をすり抜ける方法が過去にありました。これも3と同じようにアカウントの凍結・BANのリスクが伴うので説明しません。
国内からのページの閲覧について
上で説明したように、国内から規制タイトルの購入は難しいのですが、ページの閲覧は簡単に出来ます。例えば、"http://store.steampowered.com/app/102700/"は外国版AVAの商品ページなのですが、日本から閲覧した場合、エラー画面となってしまいます。そこで"http://store.steampowered.com/app/102700/?cc=us"というふうにURLの末尾に?cc=usを付け加えることでエラーを回避してページを閲覧することができます。
ccとはおそらくカントリーコードのことで、usとは"United States"を表します。すなわちcc=usとは「アメリカ向けの商品ページを表示しろ」という命令を表しているのです。ですからcc=frとすればフランス向けの商品ページですし、cc=jpとすれば日本向けの商品ページになります。なお、どのカントリーコードを指定しても、表示される言語は日本語となりますが、通貨はSteamが対応していればその国のものになります。
なお、この方法の注意点として、通貨が変わってしまったり、Steamのゲームカタログが変更されることになります。買えるはずのないゲームがストアページに表示されたり、ドル以外の通貨で表示されたりするので混乱やトラブルの元になります。元の日本向けストアに戻す場合はブラウザのクッキーを削除するか http://store.steampowered.com/?cc=jpにアクセスする必要があります。(自動的にクッキーが元のものに上書きされます。)
誰が何故規制しているのか
これは国内販売代理店の権利・既得権益を守るためだとか小売を守るためだとか色々想像されますが、実際の所はパブリッシャーにしかわかりません。ともかく買えないものは買えないのです。
ただSteam上で購入できなくてもパッケージ版のシリアルキーをSteamに登録することでSteam上でプレイ可能になる”場合も"あるようです。
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